<Header>
<Author: 王昌齡>
<Title: 塞下曲四首 二>
<Format: 格式不明>
<Year: 1988>
<BookName: 唐詩三百首詳解  上卷>
<Translator: 田部井文雄>
<style: 現代文有假名>
<style2: 日本現代譯文附假名標注>
<TranslatedTitle: 塞下曲　四首　其の二>
<BookPage: 160>
<UsedPage: 1>
<Feature: 0>
<End Header>
<Poem>
飲馬渡秋水，
水寒風似刀。
平沙日未沒，
黯黯見臨洮。
昔日長城戰，
咸言意氣高。
黃塵足今古，
白骨亂蓬蒿。
<End Poem>
<Translation>
馬（うま）に水（みず）を飲（の）ませて、澄（す）みきった秋（あき）の川（かわ）の水（みず）を渡（わた）ると、水（みず）は冷（さめ）たく、風（かぜ）は刀（かたな）で身（み）を切（き）られるようだ。果（は）てしなく広（ひろ）がる平（たい）らな砂漠（さばく）に、夕日（ゆうひ）はまだ沈（しず）みきっておらず、遠（とお）く暗（くら）いかなたに、ほのかに臨逃（りんとう）の長城（ちょうじょう）が見（み）える。

昔（むかし）、その長城（ちょうじょう）をめぐる戦（たたか）いにおいては、将兵（しょうへい）たちの意気（いき）はきわめて高（たか）かったと、誰（だれ）もみな、言（い）い伝（つた）えている。黃色（きいろ）い砂塵（さじん）は、今（いま）も昔（むかし）も変（か）わりなく満（み）ちているが、かつての勇士（ゆうし）たちの白骨（はくこつ）は、生（は）い茂（しげ）るよもぎの中（なか）に散乱（さんらん）したままである。
<End Translation>